在りし日の小次郎
法廷では厳しい顔をしているといわれる。多少きつい言い方をするときもあるが、修習生が、「中先生がものすごく怖かった」といわれたこともある。
しかし、法廷はへらへらとする場面ではないはずである。
法廷は、真剣勝負の場なのである。
ちなみに、私に対してプレッシャーをかけようとしてくる弁護士がたまにいるが、全く応えないので無駄である。
勤務弁護士の頃、社会問題化した会社の事件をしていて、日本全国どこに行っても敵対視されていたので、あの頃受けたプレッシャーを上回るものはない。