在りし日の小次郎
出勤前に庭で葉巻を朝1本吸っているのだが、庭で朝葉巻を吸っていると、先週までは、いつもトンボ(たぶんヤンマ系)が1匹飛んで来て、庭の草のところにとまっていた。
そうすると、その近くに虻が1匹飛んで来て、庭の草のところにとまるのである。
虻は、どうも私をじっと見ている(ような気がする)。
私の方は血を吸われてはかなわないので、虻の動静に注意をはらいつつ、葉巻を吸うことになる。
リラックスするために葉巻をふかしているのだが、虻の視線のため、リラックスしきれない。
このとんぼと虻は、毎日セットで同じ時間に、同じところにとまっていた。
しかし、先週末くらいから姿を見せなくなった。
とんぼの寿命は短いはずなので、死んでしまったのであろうか。あるいは、鳥か何かに食べられてしまったか。
同時に虻もぱたりと姿を見せなくなった。
虫とはいえ、何となく、毎日来ていたヤツらが来なくなるというのは寂しいここちがする。