在りし日の小次郎
先日、ある裁判所で、ボス弁が先頭に立って歩いている後ろを、一列で勤務弁護士が歩いているのを見かけた。
金魚のフンか、おまえらは~。と心の中で突っ込んだ。
弁護士はいくら勤務していても、独立した一人の弁護士である。もちろんボスを敬う気持ちは必要だろうが、あんなに一列に並ぶ必要はなかろう。
私はボス弁と歩くときも別に横に並んで歩いていたし、私のところの自称勤務弁護士のKもそうである。
勤務していた頃、先輩弁護士から、イソ弁根性をいつまでも持ってはいかんと言われたが、ああいうことなのだろうかと思うのである。