在りし日の小次郎
英語を毎日少しずつ聞いていると、少しは聞き取れるようになる。
最近は聞いていないので、また後退している。
少し前にスカパーでアメリカのドラマが字幕でやっていて、字幕を見ないようにして聞いていると、多少は意味がとれるようになっていた。
ただ、やはり本物の英語はスピードが速く、まだまだ不完全であった。今はあの頃より後退している。
そもそも、日本語と英語では、言語の構造が違うので、我々日本人にとっては覚えにくいのである。
日本語は、司馬遼太郎がよく書いていたようにニカワ語であり、てにをはで、言葉をつなげれば言葉が出来る。モンゴル語も同様であるため、日本人がモンゴル語を覚えるのはさほど難しくないそうである。これもたびたび司馬遼太郎が書いている。モンゴル人力士が日本になじむのは、モンゴル人にとっても日本語は覚えやすいというところにも原因がありそうである。
ところが、英語やフランス語はそうではなく、言葉の順序が重要であるから、この言葉の構造を覚えないといけないのでやっかいなのである。
前に勉強をしていたのは、クロアチアで開催される弁護士ワールドカップ(学会もある)に行った時に、多少コミュニケーション出来るように英語が聞き取れるようになっていたいというささやかな目的しかないので、あまり上達はしなかったのだが(注 その後、事件の対応のため、クロアチアには行けなかった)。