読書日記「百年の孤独」
チャンドラー作品でマーロウものをたまたま二つ見つけたので買ったものもある。ただ、内容を見るとハヤカワ文庫で刊行されているものと比べて内容がどうかと思われ、これはまだ読んでいない。「にせ札を追え」というのと、「マーロウ証言台に立つ」というのだが、ひょっとするとすでに持っている作品で題名だけが変えられている可能性もある。
それでもいいと思っている。それくらい好きなのだ。
今、夜に少しずつ、松原元信さんという人が書いた「3冊の「ロング・グッドバイ」を読む」というエッセイを読んでいるのだが、この人は、村上春樹訳のロング・グッドバイを読んで、清水俊二訳との違いに驚いて、原典にあたろうと思い、英語の原作を読んで、二人がどのように訳して、原文ではどうかということをつらつらと書いていっているのである。
私もこれに触発されて、これだけ好きなのだから、原典を読もうという気になっている。英和辞典も自宅に購入して、ペーパーバックのチャンドラー作品を購入して、夜にそのうちに少しずつ読むつもりである。
それをしたところで何がどうなるという訳ではないが、自分の趣味なのだから仕方がないのである。
では、チャンドラー作品のどこがそれだけいいのかということになると、一言ではいいあらわせず、今回はそこまで書く気力もない。
またの機会にしたいが、一度読んでみられると、虜になる人は多いはずである。