読書日記「百年の孤独」
タクシーの運転手で、やたらアクセルを踏み込んだり放したりしながら走るタイプの運転手がいる。前の車との車間距離をみつつ、車間距離が空くと踏み込み、近づくと放すのである。
こうした運転手は、えてしてアクセルの踏み込みが急で、乗っていると、後ろに慣性の法則で引っ張られて、アクセルが緩むと前に放り出されるように身体が動くので、乗っていて気分がいいものではない。
だいたいこういう運転手はブレーキの踏み込み方もヘタである。
四つ葉のタクシーは、確か何千台に4台だけだったように思うが、その運転手になるには、相当な運転技量と接客のよさが必要で、誰でもなれる訳ではないということである。
確かに、私は今までに5回ほど乗っているが(その都度シールをもらえるのである)、運転はみななめらかだった。
運転している方は自分がいつ踏み込んでつ緩めるかが分かるので身構えられるから疲れないであろうが、後ろの乗客はたまったものではない。
かといって、苦情をわざわざタクシー会社にいう気にもなれないし、運転手に直接言ったとしても、そうした運転の仕方が身についているので、治りはしないだろう。