読書日記「百年の孤独」
高校の頃まで、試験などで集中して問題を解いていると、いつもと違う感覚を感じる時があった。
ものすごく早く頭の中で言葉が回転して、問題を解いている自分の手元がゆっくりと感じるのである。
自分でいうのも何だが、私は日常的に事務処理は他人よりは相当速いのだが(あまりわからないかもしれないが、司法試験の択一試験で、二回とも1時間半は時間が余っていた。テストで時間が足りなかったことはあまりない。)、それを飛び越える感覚である。
感覚と、体の動きが一致していない感じである。
今はそんなことはないのだが、おそらく集中が高まりすぎて、感覚だけが暴走して、体と精神が乖離してしまっていたのではないかと思う。
これもしばらくするとおさまるし、問題が早く解けるので、特に支障は感じなかったものだが、仕事がたまる今では、その感覚を取り戻すことは出来ないかとも思うのである。