読書日記「百年の孤独」
自宅から駅まで通うための自転車は、たぶん9年から10寝ん乗っていて、タイヤの横が裂けてきていて、空気も漏れやすくなり、ハンドルにもガタが来ていて、かごの鉄板は腐食していて、いつかかごが落ちるのではないかと思い出していたので、新しいのを購入することにした。
これまでの自転車はブリジストンで、故障らしい故障もなく、頑丈であったので、今度もブリジストンを買うことにした。
これまでの自転車は三段変速で、3に入れると速いのだが、ペダルが重すぎて太ももがパンパンになり、2に入れると軽いのだがスピードが出ない、1は軽すぎて何がなんだか分からないというものであり、いつも2でこいでいたが、ちょうどほどよいスピードが出ないいらだちをこらえながら10年ほど乗っていたのであった。
そんなトラウマがあるので、今度の自転車は調整がきくものにしようと考え、「買うなら6段変速」と決めていたのであった。その中で私のもっとも理想のこぐ早さとペダルの負荷との一致を見いだすのである。ふっふっふ。
近所の大型ショッピングセンターに行くと、6段変速はほとんどない。考えればただの通勤にそこまでの機能を求める方がおかしいかもしれない。6段はあるにはあるが、形が私の気に入らない。
しかし、10年間毎日不満を抱えながらペダルをこいでいた私としては、ここで妥協はしたくなかったので、ネットで注文することにした。
結局、ブリジストンのほぼこれまで乗っていたのと同じ形のもので、6段変速つきのものが見つかったので、これを注文した。
ちょうど11月の末で自転車の定期が切れるので、そこで定期のシールを貼り替えるので、それに合わせて注文した(つもり)のであった。
しかし、私は注文時に、注意文言を読んでいなかったのであった。
つづく。