読書日記「百年の孤独」
弁護士のツールとして非常に重要なものは筆記具であろう。
手帳に書くのは細身研ぎというセーラーの万年筆で、細いのに詰まりも起こさず、快適に書ける。普段の打ち合わせや証人尋問の際の筆記には、パーカーのデュオフォールドというのを使っている(パール&ホワイト)。
事務所で事務員に指示を出す時はセーラーの長刀研ぎ、デュオフォールドの黒色、メーカーは忘れたがY弁護士が海外に行った時に買ってきてくれた万年筆をそのときの気分で使い分けている。
モンブランは何回か使ってきていて、先日久しぶりにインクを入れてみたが、私にはやはり合わない。これが絶賛されるのはどうしてなのだろう?私の使い方が悪いのであろうか。
シャープペンシルはあまり使わず、依頼者などから電話がかかってきた時のメモは鉛筆で書いている。あとは事件記録への書き込みも鉛筆でする。
私はほかに三色ボールペンをカバンの中に入れている。
手帳に予定を入れると、その下に赤で線を引くのであるが、これは勤務弁護士時代、他の弁護士の予定も手帳に事務員が書き込んでくれていたので、自分の予定をわかりやすくするために赤で線を引いていた為、今でも赤線を引かないと自分の予定のような気がしないためであり、まねをする必用は全くないと思う。
尋問の際、相手の尋問で出てきてつっこんでやろうと思ったところはそのメモの箇所に赤で丸印を書くので三色ボールペンをカバンに入れている。黒色はまあ何か使うことがある。しかし、青は尋問の際に微妙なところに○をつける程度にしか使用していない。
最近は万年筆購入欲を押さえ込んでいる。まだ、事務所の机には使用していない新品の万年筆が5本くらいあるからである。