読書日記「百年の孤独」
私は電車通勤をしているが、だいたい同じ時間のJRに乗り、車両も同じところに乗り、地下鉄も同じ時間にだいたい乗り、車両も同じところに乗るのだが、そうするといつも見かける顔という人が10人くらいはいる。
乗り込む車両というのはだいたい決まっているようで、いつも同じ顔ぶれである。
私は人間ウォッチャーなので、そうした顔ぶれは覚えてしまう。
何日もいつもいる顔がいないと、何かあったのかと思ってしまう。
かといって、話をする訳でもないし、私は人間ウォッチャーなのでいろいろ見ているが、向こうは気づいてもいないと思われる。
偶々読む本を忘れてしまった時などは、何をしている人なのかなど想像してみるが、仕事中と違って勘が働かない。
特に、JRで乗り込む駅も同じで、地下鉄で降りる駅も同じだと何となく親近感がある。
仕事をしに出勤しているのか、それとも普段着を着ているのでどこかの学校に勉強に行く人なのかなど、人間ウオッチングをしているのである。
まあ、人間ウォッチャーは私だけではないだろうから、私も意外に見られているのかもしれないが。