読書日記「百年の孤独」
以前、裁判所に行くのに歩いていると、私の後ろで物凄く大きい音でクラクションを鳴らした車が居た。
ふりかえって見ると、どうも自転車の中年の主婦らしい人が邪魔であったようで、クラクションを鳴らしたようであるが、私から見てそれほど邪魔とは見えなかったし、そもそもその道路では一時停止標識があったので、一時停止をする必要があったのだから(私がその車が近づいてくる少し前を通行していたので、その自動車は一時停止はせず、一気に道路に出ようとしていたようであった)、クラクションを鳴らすのはお門違いであろうかと思った。
だいたい、クラクションを必要もないのに鳴らして、その音に驚いて主婦が転倒して骨折でもしたら、不法行為になりかねないのである。
歩行していると自転車と自動車が邪魔で、自転車に乗っていると歩行者と自動車が邪魔で、自動車を運転していると歩行者と自転車が邪魔に思うものであり、人間は自分勝手なところがあることは否定しないが、あまりに勝手なクラクションの鳴らし方であり、私も後ろでクラクションを大きい音で鳴らされてムカッと来たのであるが、裁判に行くのに急いでいたので、文句を言ったりケンカをした訳でもないのだが、とにかくその運転手の態度にムカッときたのである。
顔を見ると、知性のかけらもないようなベンジョコオロギのような顔をしている(カマドウマというやつである)ので、きっと前世はベンジョコオロギであったのであろう。
知性のかけらもないような人間が自動車を運転することはして欲しくないものである。