読書日記「百年の孤独」
以前、全く知らない人から、「先生に依頼した件で、間に入っている人と連絡がつかなくなったので、どうなっているかと思って」ということで電話を貰った。
聞いたところ、事件の内容も私も勤務弁護士も全く知らないし、電話をしてきている当の本人も私と会ったことはないというのである。どうも、間に入った人間に騙されているようで、ご本人もそのことに気づいた。ただ、費用は支払っていないということで、そのあたりがまだ救いではあった。本人によると、私と名乗る人物から電話で経過の説明も貰ったというのである。
私になりすましている輩がいるということである。
もちろん、間に入っているという人物も私には全く心当たりはない。
京都には中という弁護士は私しか居ないから、よりにもよって目立つ名前を選んでくれたものである。電話して来られた人は、電話帳で私を調べたということである。
受任もしていない事件で懲戒請求とかされたら嫌であるが、私を名乗って何か事件処理をされたら、それは私文書偽造であるし、弁護士としての行為をして費用を貰ったら弁護士法違反である。
特撮では偽ウルトラマンとか、偽仮面ライダーとかが出てくるが、偽中隆志弁護士が出てくるとは驚きである。
ただ、過去にも一度このような問い合わせがあって、対応したことが一度あったので、私の名前を騙っている人間がいるということなのであろうか。
判明したらとことん追い込んでやるのだが、どこの誰とも分かりようがない。