読書日記「百年の孤独」
以前出張で岐阜に行った際に、ワイドビューひだという特急に乗った。
少し背もたれを倒そうとして、レバーを引いて背もたれを倒すと、どこまでも背もたれが倒れて行くのである。
「またやん・・・」と心の中で舌打ち。席を替わろうかと思って指定席を見回すが、空いている席はない。
特急に乗ると、偶にこのように背もたれが止まらない席にあたることがある。
特に京都の北の方に行く特急は車両が古いのか、背もたれがどこまでもいってしまう。
後ろに席がない場合にはまだいいのだが、ものすごいふんぞり返ってしまうので逆にしんどい。席が空いている時は車掌さんに言って替わらせてもらうが、空いていない時にはそういうわけにもいかない。
席がくるりと回るタイプのイスの場合、かちっとイスがはまっていないときに背もたれが止まらないことがあり、一度はかちっとはめこむのだが、たいてい背もたれが壊れているためである。
先日は後ろに人も座っていてやむを得ないので、結局垂直の背もたれの状態で、体重をかけると倒れていくので、なるべくイスの背に体重をかけないようにして岐阜まで1時間強乗るはめになった。何の為の指定席かわからない。
JRもこういうところも企業努力をしてもらいたいものである。