読書日記「百年の孤独」
最近弁護士の移籍が多くなっている。特に入所した若い弁護士が「こんなはずではなかった」ということで移籍する例が多いようである。
以前にも書いたが、「こんなはずではなかった」が、常識的に見て若手弁護士側に問題がある例もあるであろう。「それくらい我慢しなさいよ。給料をもらっているのだから。」というつっこみを入れられる場合もあるであろう。我慢すべき程度のものであるのに、早々に移籍するような人物は一所で落ち着けないとして他の弁護士の見る目が変わることもあろう。
もちろん、そうはいっても、確かにひどい事務所もあるであろう。よくあんな事務所に入るなあと思っていたら、たまたまそこに入った若手弁護士と酒を飲んでいると、「移籍したい」と真剣に愚痴をこぼされることもある。
まあ、移籍じたいが悪いことではなく、その人にとってプラスになるのであれば、移籍した方がいいことは否定しない。移籍の仕方ということであろうか。
私の事務所の女性のK弁護士も移籍組であるが、全く問題なく(私の側からだが)仕事をしてくれている。
もちろん経験等々いろいろとこれからというところはあるが、移籍がきっと彼女のプラスになることは確信している私であるので、移籍に必用以上にナーバスになる必要はないと思うのである。