弁護士の靴

中隆志

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 周りの弁護士の靴を見ているといろいろであるが、意外に移動で歩くことが多いので、高級な本格的な革靴よりも、機能性のあるビジネスシューズを履いている弁護士の方が多いように思われる。皮または人工皮革で、柔らかく、歩きやすさを優先して、エレガントさとか、かっこうよさとかとは無縁の靴である。

 一方で、おしゃれを優先して本格的な皮の靴を履いている弁護士もいる。ただ、これは仕事という観点からすると、歩きづらいと思うし、一日履いていると足が疲れるであろう。

 私は喘息の予防のために外の塵があまり事務所に入ってこないよう、今の事務所は入り口で靴を脱いでもらってスリッパに履き替えてもらうようにしている。そのため、靴を脱いでいる時間が割と長いので、最近は本格的な皮の靴を中心に履いている。
 ただ、これも日によるので、寒波が来ているような時は、モコモコのくるぶしが隠れるブーツを履いている。まあ一応ビジネス仕様ではあるが、あまり見栄えのいいものではない。トリッカーズというメーカーのブーツが欲しいが、買って買えないことはないが、私の感覚からすると、靴にそれだけのお金はかけられないという思いもある。
 雨がひどい日にも、皮が傷むので、柔らかい防水タイプを履くこともある。

 高い靴は、裏が革張りで、あまり日本の風土には合っていないように思うと前にも書いたが、日本のような多雨地域では、革靴にしても裏はゴム張りの方が実用的である。
 ただし、本格的な革靴だと、ゴム張りの靴は意外に少ないのでこれが困るのである。

 実用性かおしゃれを取るかというところで、中々に悩ましいところではある。

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