読書日記「百年の孤独」
道を歩いていると、表題のようなヤツがたまにいる。
はっきりいってじゃまである。考え事をしているのか何なのかわからないのだが、じゃまこの上ない。
こういう人は自分の行動が他人にどう影響するかということを顧みないのである。
同種の人物として、改札口で突然立ち止まって後ろに並んでいるのにごそごそと鞄を探し出す人もいる。定期なんぞ改札口に行くまでに出しておくべきものであるし、仮にそれを出すのを忘れたのであれば列から離れてお先に行ってください、というべきであろう。
弁護士という仕事をしていると、こうした自分本位のかたまりのような依頼者や相手方に出会うことがある。
自分の方の問題点は棚にあげて、自分の主張は正しいとして、それを前提にしかものを考えないのである。そうであるので議論がかみ合わない。
どうしてそこまで自己中心的になれるのかが不思議である。
ある程度自己中心的でないと生きていけないが、程度が過ぎるとどうしようもない。