読書日記「百年の孤独」
薬の副作用でなる症状で、粘膜という粘膜がただれ、肺呼吸も出来なくなり、ひどい場合には死亡することがある。
市販の風邪薬にも、小さい字で、そういう症状が出ることがあるので、使用にはご注意をと書いてある。相談で手がけたことがあるので、関係する図書を購入したのだが、人間の皮膚が薬の副作用によって焼けただれるのだということが恐ろしく思える。
日本人は薬好きで、蘭学が入る前のように煎じ薬のような感覚で西洋薬を飲むが、西洋薬は体にとっても劇薬であり、表題のような副作用を及ぼすこともあるのである。
人間の体は未知の領域であり、医学によって解明されているのはわずかなものだということを思わねばならないと思うのである。
そうしなければ、とてつもないしっぺ返しがくるような気がしているが、どんなものであろう。