読書日記「百年の孤独」
本を何冊読んでも、知識があっても、実践にはかなわないというのが私の持論である。
研修会や本で調べ物をするのはそれはしないよりは当然いいであろうが、やはり実際の事件をしないことには成長はしないと思うのである。
あと、事件の進行や解決にそれほど違いがある訳ではないから、ある種の事件をするのが初めてでも、その他の事件で培った経験は必ず役立つのである。
特に法廷での切り返しや、相手の弱点をつくとかというのは、ある程度の経験が必要であるが、こればかりは実践をしないと身につかない。
もう一つの注意は、我流での経験もよくないということである。自分ではこれで出来ていると思っていても、端から見ると全くということもある。いいボス弁のところに入り、ボス弁から、実践をして指導を受けて、さらに研修や本でも勉強するということでないと中々成長しないのである。