読書日記「百年の孤独」
小 さい頃、近くの市場でやっていた福引きにやたらあたった。
あてたものは、「現金1万円」「テレビ」その他もろもろで、福引きをすれば一等か特等をあてていた。テレビは2回あてた。小学校の時に私だけで行っていたので、よく母親を呼びに家に戻ったものである。
その頃のことをたまに思い出して、福引きをしたり、宝くじを買うのだが、いっこうにあたらない。
大きくなって記憶がはっきりしてからあたったのは、せいぜい桑田佳祐のテレホンカードくらいである(何かの宣伝で、ホール&オーツと競演していた時の懸賞)。
そのときはわからなかったが、今になって思うと、小さい頃はとてつもなく貧乏であったので、市場の福引き係りの人があわれに思って、私が行くときには一等か特等を入れておいてくれたのではないかと思うくらいあたったのであるが、実際のところはどうであったのであろう。
今はその時よりは貧乏ではないので、福引きがあたらないのであろうか。