読書日記「百年の孤独」
たくさん事件をやっていると、相手方弁護士が準備を全然しなかったり、したと自分では思っていても裁判所もこちらも「それでは足りないよ・・・。トホホ。」というような事件にあたることがある。
そういう時は、裁判所が進めることに淡々とやるか、こちらで出来ることは全てやって、淡々と判決を取りに行くしかしようがない。
もっと若い頃は、イライラして早くするように相手方弁護士に対して怒ったこともあったが、怒ってみても事件が進まないので、怒るだけもったいないと思って淡々とやるようにした。
時には相手方の混乱した主張をこちらでまとめてあげたこともあるが、その方が早いのであれば、自分の依頼者の為にはなると思って、しこしことやっているのである。