読書日記「百年の孤独」
こういうブログを書いていて思い出したのであるが、小学校の頃から片付けるのが面倒であった。
図画工作の時間に絵を描くのだが、絵の具を洗うのが面倒になり、次にまとめて洗えばいいやと思って、そのままにしておいた。すると、次に描くときはパレットの使用範囲が限られるので、空いたところで絵の具を使うことになる。3回目くらいになると絵の具もガチガチに固まっていて、最後は上から絵の具を入れて使うのである。たまに改心してパレットを洗うが、たいていは長続きしないのであった。
何枚パレットを親に買い換えてもらったかわからない。
そのうち、巨大パレットを買ってきたり、何枚もパレットのついた特殊パレットを見つけてきて、それでなるべく洗わないように洗わないように使うのだが、最後にはやはりガビガビになって使用不可となる。
全く成長しなかったのである。
これは母親の遺伝で、私の母親は洗濯は好きだが、掃除は嫌いで、まとめてする人なのであった。そうかと思うと凝り出すと夜中まで床のスジまで隅々まで掃除していたりするのである。私も時々突然やる気になるので、母親の遺伝である。父親は自分のことは割合まめで、こまめに掃除するのだが、自分の関係ないことはしないという人であった。その代わり他人の目が届く時は外面がいいので、せっせと掃除するというそういうタイプであった。
つづく。