読書日記「百年の孤独」
人は誰でもそうだが、集中していると、周囲がどうであろうと意識の外になってしまう。
集中力がない人とある人の差があるかのように言われることがあるが、私から言わせれば、集中のコツを知っているかどうかということになるのではないかと思うのである。
漫画を読んでいたり、ゲームをしていたりすると、知らずに相当の時間が経過していたということは記憶にあるであろう。仕事をするときにその状態に持ち込めばこっちのものである。
私なども、書面を書いていてノッてくると、集中してきて邪魔をされたくなくなる。
まとまった時間で集中して書きたい時は、電話を止めることもある。電話はこちらの都合は考えずにかかってくるからである。事務員の方もよほど急ぎでない限り声をかけないように頼む。
しかし、集中力は数時間が限度である。集中力が切れてきたら、休憩を入れた方がよいと思う。
集中するには、健康な身体と適度な睡眠は必要であろう。
弁護士のところには心を病んだ人が依頼に来られる時もあるし、相手方が心を病んでいることもある。弁護士自身が健全な精神と肉体をもっていないと、とてもではないが集中して事件解決は出来ないであろう。