読書日記「百年の孤独」
飲み屋で1人で飲みに来ていて、やたら話しに入ってくるタイプの人が居るが、正直うっとうしい。知り合いでも何でもないのに、である。
1人で来ているということは、1人でゆっくりしにきて、ゆったりしたいか、逆に友達がいないかのどちらかであろうが、話しかけてくるタイプは後者であろう。
それで話が面白ければよいが、たいていそういうタイプの人の話は面白くない。
私は1人で飲みに出られないタイプなので、逆に1人で飲みに行くと、店の人を除いては誰からも話しかけられたくない。ほっといてーという感じになるのである。
喫茶店にも1人で入ることに躊躇を覚える。先日、喘息の薬を貰いに行き、朝が早かったため薬局が閉まっていて,20分ほど時間があったので路上で待つのもしんどいなあと思って、薬局の横にあった喫茶店に一大決心をして入ったほどである。
この時は、宮部みゆきの「理由」を読みながら15分ほど時間をつぶせたので、喫茶店も苦にならなかったが、読む本や新聞もなければ、喫茶店で1人でお茶を飲むというのは苦痛以外の何者でもないし、誰かに話しかけられるのも嫌だし、話しかけるのも嫌である。
ただ、飲みに行くと本を読んでいたりという訳にもいかず、ただカラランと氷を鳴らしてロックグラスを傾けるというようなマネは私には出来ないので、手持ち無沙汰になるのである。
だから1人では行かないのだが、仮に1人で行ったとしても誰彼となく話しかけることはしない。それは、せっかく友人知人と飲み屋に来て楽しくすごそうとしている人たちに失礼だからである。向こう(複数で来ている人たち)が話しかけてきて、話がばすむのであればよいが、そうでない限り邪魔はすべきでないであろう。
これも私のこだわりである。