読書日記「百年の孤独」
何かの本で読んだのだが、DNAの97%は何をしているのか分からないそうである。
理科か生物の授業で習ったと思うのだが、4つのタンパク質の順序だけで分裂して複製して巨大な生物が成り立っている訳であり、考えると不思議で夜も寝られないのだが、97%が解明されていないというのもまた驚きである。この複製の際に間違いが起こって突然変異が起こることはよく知られている。
ウイルスなども複製の際に間違いが起こって突然変異が起こり、今まで効いていた薬が効かなくなってしまい、そうすると今度はさの突然変異種ばかりが生き残って、さらにそいつに効く薬を…とやっているうちに、耐性があるウィルスが繁殖することになるのである。
病院で院内感染が起こるのも薬剤に耐性があるウィルスが生き残ってしまっているからである。
話が逸れたが、これだけ科学が発達しても分からないことだらけというのは不思議である。
メールやこのブログがどのような仕組みで送られてどうなっているのか、携帯の電波は空中を飛んでいるのであろうが、どんな仕組みなのか、宇宙の果てはどうなのか等と合わせて、DNAの働きと、「なぜそんなことが出来るようになったのか」は、常人はあまり考えてはいけないような気がする話ではあるが、それでも時折考えてしまうのである。