読書日記「百年の孤独」
だいたいにおいて私は魚も好きであった。物心ついた時から、自宅にはピラニアがいた。父親が飼っていたのである。父親がなぜにピラニアを飼っていたのかはしるよしもないが、ピラニアのエサは金魚なのであった。近くにあった熱帯魚屋に行くのは好きであったが、父親は時々金魚を仕入れにいくのであった。ピラニアを飼うのが流行った時期があったようであるが、詳細はわからない。
私自身はバケツでドジョウ、流金、金魚、鮒、コイなどを飼っていた。一度釣りに行きたいがいけないことがあり、むらむらと練りエサでそのコイたちを釣ってしまったことがあったが。今思えばひどいことをしたものである。
コイは夜店でコイ釣りで釣ってきたものや、近所の熱帯魚屋で買ったものであった。ドジョウも大阪の市内では珍しかったので買った。金魚は金魚すくい名人であったので自分ですくったものであった。
熱帯魚か海の魚を飼いたい気持ちもいまもあるのであるが、世話が大変であるのでちゅうちょしてしまう。時々熱帯魚コーナーに行ってじっと見ているし、水槽を買うくらいは出来るのであるが、後の世話のことを考えるとげんなりしてしまうのである。父親は家事は全くしないが、自分のことになると熱心で、水槽などを洗うのは好きなので、父親にやらせようかと考えたりしている。