読書日記「百年の孤独」
私は酒なくしてなにが人生かというくらい酒は好きであるが、毎日は飲まない。おかげで肝臓の数値もおおむねよい(少し悪いのだが、それは理由は分かっているが書かない。病気ではないし、酒のせいでもない。なんでもええやんか。)。痛風の基準となる尿酸値も平均値で全然大丈夫である。
周囲からは毎日へべれけに飲んでいると思われているが、週に2、3回しか飲まず、自宅でもビールすらほとんど飲まない。むしろ毎日飲むと体調が悪くなったので、自然とこの飲み方になったのである。皆と飲んでいる雰囲気がないとあまり飲みたいという気が起こらないタイプなのである。
お酒も身体に合うものと合わないものがある。これは皆そうであろう。
私はビールはあまり好きではなく、飲んでも1杯ていどである。時には小ジョッキで頼むので、知らない人は一瞬私がお酒が飲めないのかと思うようであるが、ビールはほどほどにしておいて、その後好きな酒を飲むのである。
昔は焼酎が全然ダメであったが、歳がいってきてだんだん日本酒が翌日に残るようになり焼酎に切り替えてきた。しかし今も一番好きなお酒は日本酒である。ラムが身体に合わないようで、時々カクテルで飲むが、翌日調子がてきめんに悪い。しかし、たいていカクテルを飲むときにはほどよく酔っているので、「今日は大丈夫ではないか」と勝手に思って頼んでしまうのである。ワインもあまり得意ではない。私にワインはそもそも雰囲気的に合わない。
一番酒が強かった時は、生ビールを2杯飲み、日本酒を1升半空けて、その後ウイスキーをダブルでロックで10杯くらい飲んでも平気で、翌日サッカーの試合で得点を上げたりしていたが、歳とともに弱くなり、今ではかわいく飲んでいる。
それでもたまには酒を飲まないと調子が悪い。一つのストレス発散なのであろう。
日本酒で一番好きなお酒は手取川のあらばしりという酒である。これはあまり市場に流通しておらず、置いている店がほとんどない。手取川は、織田信長軍と上杉謙信が唯一戦った手取川の合戦のあの手取川である(なにがあの手取川かわからない人もいるであろうが)。
ちなみに、私がもっとも好きな戦国武将である上杉謙信は、馬上杯というもので日本酒を痛飲していたようで酒が強かったそうである。もっとも、暗殺でなければ謙信はどうも脳卒中で死んだようであるので、あまり痛飲するのもやはりよくないということなのであろう。
私も父方の祖父が酒のおかげで早死にしているのであるが、一族の中で大酒が飲めるのは私だけであり、近い一族の中ではこの祖父だけが大酒飲みであったということのようであるので、飲み過ぎないように一族からは注意されている。
手取川のあらばしりが久しぶりに飲みたい6月である(6月は関係ないという話しもあるが)。