読書日記「百年の孤独」
ネクタイも人によって千差万別である。どう見てもそのスーツには合わないであろうというタイをしている人もいれば、物凄く計算されている人、雑誌に載っていた組み合わせそのままの人などいろいろである。
私はといえば、あまり流行や雑誌での組み合わせは気にせず、ネクタイは基本的に青系統と赤系統が好きで、大半はこの2色系統である。
バレンタインの時にネクタイを事務員さんからプレゼントでもらうことがあるが、女性はよく見ていてくれるのか、私の好きな色を知ってくれているので助かるのである。
後は黄色系統を少し持っているほかは、だいたい今締めるタイは赤系統と青系統である。
黒色のスーツに青系統をすると暗く沈むのと、黒には赤が合うと思っているので、たいていワインレッドのネクタイをしている。ワインレッド系のネクタイは10本はあるであろう。
赤のネクタイはアメリカではパワータイといわれていて、勝負時に締めるものであるそうである。力強く見えるようである。勝負の世界に生きる弁護士にはパワータイはちょうどいいのかもしれない。
シャツは薄いピンクにしたりして、赤系統でまとめることが多い。白地に少し柄が入ったものにすることもある。だいたい同系色でまとめるのは無難であるといわれている。
薄い青色のシャツを来ている時は、同系色の青系統である。これも10本以上はあるであろう。青はその色目からクールな印象を与えるのと、誠実で好印象ということがいわれる。
ネクタイでオーソドックスなタイとえばレジメンタルタイであるが、最近はあまり締めなくなった。小紋のものとか、ペイズリーとか、動物柄などが多い。ソリッドタイもある。オジサンが動物柄というのは、かえってねらい目であったりするといわれている。
昔に買って締めなくなったネクタイはたぶん40~50くらいはあるであろう。若い頃は派手なネクタイをしてマジシャンのようであったが、そこそこの歳になるとあまり派手なネクタイは締められない。もう少し歳がいくと、かえって派手なネクタイは若々しく見せるということでよいようである。ただしそれも度合いというものはあろう。
ネクタイもけっこう見られているようだし、やはり見かけというものも弁護士にとっては大事である気がする。