読書日記「百年の孤独」
不当というか法的にまかり通らない請求を企業や個人がされることがある。
こうしたときの対応としては、毅然として義務のないことは支払わないとか応じないということに尽きる。
私も職業柄、暴力団関係者などが相手方になり、不当な要求をしてくることがある。全て何を言われても「出来ません」「無理です」としか答えないが、中には、「先生、あいつのいうことを聞いていたら恥かきまっせ。」とか、「今やったら穏便に済ませられるけど、そんな態度やと恐ろしいことになりまっせ。」というようなことを言ってくるものもいる。
しかし、これはそうした不当要求をする輩の常套文句であり、私は「どんな恥をかくのか教えて欲しいから教えて下さい」とか「どんな恐ろしいことが起こるか教えて下さい。録音してますから後学のため。」ということにしている。
一般の人は、何かあるのではないかと不安にさせられて支払ってしまうのであるが、支払ったが最後、カモであると見られてどんどん要求はエスカレートする。
民事暴力対策委員会というようなものも弁護士会にはあって、民事暴力の事件を多く手がけている弁護士もいる。弁護士に相談してくれた方が絶対に安上がりであると思う。
私は特に民事暴力事件が多いという訳ではないが、毅然とした拒否に尽きると思っている。