読書日記「百年の孤独」
民事裁判だと今はだいたい提出期限が決められる。
しかし、守れないこともある。
依頼者側に問題があるときがある。
依頼者が予定通り資料を揃えてくれないこともあるし、依頼者が打ち合わせに中々来てもらえないこともある。
弁護士側の問題であることもある。
仕事が詰まっていて、依頼者からの聞き取りも資料も来ているのに、書面を書く時間が取れないことがある。ずぼらでそうしている弁護士もいるかもしれない。
もっともすごい言い訳を聞いたことがあるが、「直前にパソコンが壊れました」というものである。私の知る限り、その先生は手書きであったはずである。
相手方の提出期限を前提にこちらの書面を書く予定にされることもあるが、相手の書面が遅れたらこちらの書面も予定通りにはいかないこととなる。
ある程度不確実な予定の中、スケジュール管理をしてフレキシブルにやっていくことが重要であり、「今日はこれをやると決めたから他はやらない」というのでは弁護士としては成功できない。