読書日記「百年の孤独」
プロとアマチュアの違いは、プロは仕事をするとお金が貰えることである。
当然弁護士はプロである。
ただし、お金を貰うだけではプロとはいえない。
貰ったお金に見合うだけの仕事はしなければならない。そうでなければ、プロとはいえないのである。
弁護士になって最初からプロ意識がある人は少ないと思われるが、プロとしてやっていく以上、プロ意識は重要である。
勤務弁護士であれば自分が事務所から貰っている給与に見合うだけの仕事をしているかどうか、経営弁護士であれば依頼者から貰った費用に見合うだけの仕事をしているかどうか常に自省する必要がある。私から見てもアマチュアとしかいえない弁護士もまだまだ多い。
弁護士が少なかった時代には、弁護士にプロ意識が少なく、依頼者に説明はしないし裁判の経過報告はしない、打ち合わせもしないという弁護士も少なからずいたと思う。
しかし、そのような時代は終わった。
依頼者に対して、自分の仕事に対してプロ意識が持てなければ淘汰されていくであろう。
私も日々自省するのであるが、私自身の能力的な問題もあり、限界を感じることもある。
そのたびにいろいろなことで気持ちを奮い立たせて仕事に向かうという繰り返しである。