読書日記「百年の孤独」
信頼を勝ち取るのは難しいが、信頼を失うのは簡単である。
お金を使うのは簡単だが、貯めるのは難しいのと同じである。
マンガなどで、さんざん悪いことをしてきた奴が、最後に「俺が悪かった」と言っていいことをしたら何となくこれまでの悪行がすべて水に流されるような雰囲気になることがあるが、法律の世界ではそんなに甘くはない。反省しただけでは罪は罪なのである。
逆にマンガの世界で、これまでまじめにして来たキャラクターが、少し悪いことをすると物凄い信用を落とすことがあるが、基本的にはまじめなのに少し悪いことをしたからといって最悪のように言われのだ。
悪いことをした絶対量からいくと、最後に改心するキャラの方が悪いのであるが、ここのあたりが人間心理の難しいところなのであろう。朝三暮四の故事は人間にもあてはまるのかもわからない。
最近信頼を失っている弁護士、芸能人などが多いが、ずっと悪いキャラが悪いままだといつかは叩かれて、立ち直ることすら出来なくなる。
弁護士人生においても気をつけなければならないと肝に銘じるのである。