「塾ジイの日記」32 ―諦めという名の鎖を身をよじってほどいてゆく―
学校の授業が完璧に理解出来ているならいう事はありません。しかし、学校の先生は一所懸命に教えてくださるのだが、今一つ、分からないなあ、と思っている生徒もいるでしょう。特に今年は休校期間があった事もあり、カリキュラムを進むペースが速まっている場合もあると思います。「なんとなく授業を聞き逃したらさっぱり分からなくなった」という事も起こるかもしれません。
学校の授業が教科書メインで進んでいる場合は、まずは教科書の理解を進めましょう。その際に役に立つのが「教科書ガイド」です。
「教科書ガイド」については賛否両論がありますが、使い方次第だと思います。授業は熱心に聞いて理解しようと努め、それでも聞き逃したり途中から分からなくなったりした箇所を復習するために使うのなら「教科書ガイド」は役に立ちます。
もともと、勉強が苦手という人は少ないでしょう。分からない箇所をそのままにしてどんどん分からなくなることで勉強が苦手になるのです。分からない箇所をさっと調べる事ができるガイドが手もとにあれば、「不明な箇所がどんどん膨らんでいく」という事態を避ける事が出来ます。どこが分からないのか、それが分からないとなった場合は教科書に立ち戻って、教科書ならどこを開いても理解して覚えている、くらいになってしまいましょう。
教科書と、学校から渡されるワークを徹底的にやりこなせれば、学校の成績は確実にアップします。その際、教科書やワークに載っていない問題がテストで出題されたら、出来なくても気にしない、くらいに腹をくくりましょう。
教科書ガイドを使ってもどうも勉強がうまくいかない、という場合は塾を利用しましょう。分からない箇所を直接教えてもらう事で得点が伸びる場合があります。この場合、個別指導の塾が良いでしょう。いままで通り、教科書とワークを主体にした勉強を進め、どうしても分からない箇所を個別指導の塾で聞き、聞いた事を家に帰って復習して定着する事を繰り返せば、大幅な成績アップも可能でしょう。試してみて下さい。
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