集団指導と個別指導第2回
前回は、受験生をお持ちの保護者の皆様へのお願いをお話しました。今回は、最近のご相談内容からお話したいと思います。
最近、とくに現在通塾しておられないお子様をお持ちのお母様から次のようなご相談を何件かいただきました。
「新年度から通塾させようと思うのですが、塾の事は詳しくありません。集団指導と個別指導の違いを教えてください」
新年度を控えて「どんな塾があるのだろう?どのような違いがあるのだろう?うちの子にはどんな塾が合っているのだろう?」とお考えの保護者様も多いかと思います。そこで、これまでもこのコラムで何度かお話したことはございますが、集団指導塾(クラス指導)と個別指導について京進を例にとってお話したいと思います。
今回はまず集団指導(クラス指導)の形態と特徴についてお話します。
【集団指導(クラス指導)】
<形態>
教室にてクラス単位で指導します。クラス人数についてはまちまちです。1クラス数名の場合もありますし、多い場合は20名を超える場合もあります。クラスは概ね、入室時の学力診断テストによって決まります。学力診断テストには入室基準があります。入室基準をクリアすれば、学力別にクラス編成をします。入室後、学力などを判断してクラス移動をする事もあります。(校舎や学年によっては1クラスで実施している場合もあります)小学部については大きく分けて、中学入試準備クラスと中学入試をしないクラスに分かれます。
<特徴>
クラスによってあらかじめ使用する教材、カリキュラム、授業曜日、授業時間が決まっています。決められた教材・カリキュラムで授業を進めます。カリキュラムは学校の先取りをする場合が多いです。(中学受験準備クラスについては、学校の先取りというより完全に受験用のカリキュラムで進みます)テストが多いのも特徴です。1週間ごとの確認テスト、2~3ヶ月ごとのまとめテストなど、かなりの回数のテストを実施します。生徒達はテストに向けて勉強する事で力をつけ、テスト受験後に間違えた所を復習する事で弱点克服になり、実力をアップする事が出来ます。
次回は個別指導の形態と特徴についてお話したいと思います。
<お知らせ>
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京進これから研究所内「江川先生の学習相談ダイヤル」:0120-770-878
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(京進これから研究所とは?)
京進これから研究所では、将来にわたって生徒さんに役立つ何かを提供できるように教育企業としてできることを日々研究しています。新規事業の種(シーズ)の収集や新商品の開発、教育指導方法、生徒さんのやる気向上の問題などを研究しております。