中1生 冬休みの過ごし方 第4回
前回は、中学入試に向けて、志望校の過去問題のご家庭での扱い方についてお話しました。今回は中1生のお子様をお持ちのお母様、お父様に向けて冬休みの過ごし方についてお話したいと思います。
冬休みは夏休みと比べて短い上に、クリスマスやお正月などイベントが盛りだくさんです。部活をしている場合は練習もあるでしょう。ややもすると「何もせずに終わってしまった」という事になりかねません。
冬休みに入ってお子様に是非ともさせて欲しい事があります。それは勉強机周りの整理整頓です。テキストやプリントなどが乱雑になっていないでしょうか。机周りが乱雑だと学習意欲がそがれます。気持ちよく新年を迎えるためにも、是非ともお子様に机周りの整理整頓をさせて欲しいと思います。しかしながらお子様だけでうまくいかない場合があります。「整理整頓しなさい」と言われても、お子様だけではどのように整理整頓すればよいのか?どこから手をつければよいのか?分からない場合もあります。その場合は手伝ってあげてください。その際、無言で整理整頓をするのではなく、整理整頓しながら学校の事や友達の事、趣味の事など、話を聞いてあげてください。そしてお子様の頑張りを認めてあげてください。普段、話さなかった事でも手を動かしながらなら話しやすくなります。また、自分の頑張りを認めてもらえると思えばお子様は話しやすくなります。その際、お母様、お父様の中学時代の話や、親としてお子様に伝えたい事、人として大切にしている価値観などもお子様の話の間にはさみこんでであげると良いでしょう。ただし、あまり説教くさくならないように気をつけてください。説教は概ね、人の心に届かないものです。
お子様と一緒に整理整頓をしながら、お子様の目線にまでおりて話をしてあげれば、絶好のコミュニケーションの機会になるでしょう。
次回は具体的な冬休みの勉強についてお話したいと思います。
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