ずっと勉強を続けるには
我が子を伸ばす親の関わり方
前回は「我が子を伸ばす親の関わり方」として「洞察する=あるがままに観る」という事が具体的にどういう事なのか?という事について書きました。今回は、前回に引き続き私が勤務する京進で子育て支援に長年取り組んできた専門家から聞き取った内容から「聴く会話」についてお話したいと思います。
====================================
「聴く会話」を多く持つ!
今回で「我が子を伸ばす親の関わり方」の三回目になります。
一回目:子育ての原点は「待つこと」
関わり方のコツは、「質問型」の親に変身すること
二回目:子どもを能力通りに伸ばすのは「我が子をあるがままに見ること」
関わり方のコツは、比較・高望みをせず、かつ与えすぎないこと
とお伝えしました。
大切なのは実践することです。我が子の成長を信じて取り組んで欲しいと思います。
さて、今回は「聴く会話」について考えてみましょう。
※「きく」には=聞く・聴く・訊く→hear・listen・ask があります。
なぜ人間には耳がふたつで口がひとつか知っていますか。
これは、話すことの倍聴きなさい!という神の思し召しなのです。(少し大げさ??)
「我が子を伸ばす親の関わり方」としては、話し上手より聴き上手な親の方が子どもは伸びるようです。聴いてもらえると、心が安らぎます。心が安らぐことで素直な性格が形成されます。
一方的に話をすることは会話(対話)とは言いません。
会話する時に、相手に与える印象の度合いは、言葉が7%、表情が55%、声のトーンが38%と言われています(メラビアンの法則)。
このことから、いかに聴く姿勢(態度)が大切か分かっていただけると思います。
静かに、じっくり、真剣に我が子の声に耳を傾けると、我が子の(心の)叫びが聞こえてきます。この叫びをしっかり捉え対応すれば、子どもは本音を口に出すようになります。
では、「聴く会話」とは具体的にどのようなものでしょう。次回は具体的な例をあげてお話したいと思います。
①京進からのお知らせ
京進HP
②さらに広く学習相談を受け付けるため、学習相談専用のフリーダイヤルを開設しました。
京進これから研究所内「江川先生の学習相談ダイヤル」:0120-770-878
5月8日(火)スタート
すでにお子様の学習相談や受験についてのご相談電話を多数いただいております。
電話受け付け:祝日を除く、火・金の13:00~18:00
お子様の勉強についてお気軽にご相談いただければと思います。
(京進これから研究所とは?)
京進これから研究所では、将来にわたって生徒さんに役立つ何かを提供できるように教育企業としてできることを日々研究しています。新規事業の種(シーズ)の収集や新商品の開発、教育指導方法、生徒さんのやる気向上の問題などを研究しております。