幼児教育~お子様に小学校受験をさせようかな、とお考えのお母様、お父様へ~第5回
前回は、京進 幼児教育「ぷれわん」で実際に子ども達を指導している
担当者から聞き取ったことを元に、「ぷれわん」の取り組みの中から
「<体験から学ぼう>(1)具体から抽象へ」という内容でお話しました。
今回は、引き続き、「ぷれわん」の取り組みの中から
<体験から学ぼう>(2)直感から論理へ についてお話したいと思います。
<体験から学ぼう>
(2)直感から論理へ
直感から論理へ、という事は、「これはこうなるから、こうなるのだ」
という思考方法を養うという事です。
この思考方法ですが、小学校受験はもちろん、合格した後も非常に大切な思考方法です。
一つの例を挙げましょう。
「ぷれわん」ではよく、ビーカーと水を使った実験をします。
最初、子ども達にビーカーに入った水を見せます。
「ほら、見てごらん。ビーカーに水が入っているよね」
その水を細いビーカーに移します。すると水の量が増えたように見えます。
「ワッ、水が増えたよ」と子ども達が言います。
「じゃあ、見てごらん」と言いながら細いビーカーから元のビーカーに水を戻します。
「ほら、水の量は変わっていないよね・・・」
このような実験から、「見た目は変わっても中身は同じ」という事を子ども達に伝えます。
では、何故中身は同じなのに、水が増えたように見えたのだろう?
という事を子ども達に問いかけます。
いきなり答えをいう事はしません。
先生と子ども達がやり取りしながら、体験した事の意味を考えます。
このようなやり取りを繰り返しながら、直感から論理への橋渡しをします。
このような体験とやり取りを繰り返す事で、子ども達は、学び、考える事を
楽しめるようになっていきます。
いろいろな体験をする中で、子ども達は結果を予測し、
結果が予測と違っているとびっくりしてその理由を探し始めます。
これが物事に対する興味と探究心を養います。
「ぷれわん」に通ってくる子ども達は皆、学ぶ事を楽しんでいます。
「今日は何をするのかな?」と、目をきらきらさせて教室に入ってきます。
「ぷれわん」はこのような指導を大切にしています。
次回は、5月24日(金)に、「お子様に小学校受験をさせようかな、とお考えのお母様、お父様へ第5回~快活な子どもを育むために」についてお話したいと思います。
<お知らせ>
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2012年5月8日(火)スタート
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