中1生が塾通いで成果を上げるには?
前回は、「新中1生の皆さんへ、タイプ別 塾のメリット・デメリット」という内容でお話しました。今回は「塾通いの効果を上げるために」という内容でお話したいと思います。
前回、前々回と「塾には大きく分けて「学校準拠型」の塾と、「3年後の志望校合格目指す」塾に分かれるとお話しましたが、本日は塾のタイプに関わらず、塾通いの効果を上げるための大前提をお話ししたいと思います。
1.学校の授業を大切にしましょう
「塾通いの効果を上げるために学校の授業を大切にする?」と、意外に思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、「学校準拠型」の塾であれ、「3年後の志望校合格目指す」塾であれ、塾通いの効果を上げるには、学校の授業を大切にする事が大前提です。なぜなら、成績アップに必要な事は、いかに効率的に勉強するか、という事にかかってくるからです。例えば、数学が学校で週4時間あるとして、その授業をおざなりにしながら、塾や家庭学習で補おうという事は非常に非効率です。学校の成績、塾の成績が向上する生徒に共通している事は、学校の授業を徹底的に大切にしている、という事です。一所懸命に授業を聞く事、宿題や提出物は忘れずにやること、短時間でも良いのでその日に習った事の復習をしておく事(授業中に間違えた問題や分かりにくかった所にチェックしておいて、チェックのある所に絞って復習すれば効率的な復習が出来ます)、このような基本姿勢があってこそ、塾通いが大きな効果を発揮します。中でも最も重要なポイントは、「授業を大切にする事」です。「学校の授業は真面目に受ける気が無い。塾で何とかして欲しい」と言うのは、まともな食事をせずにお菓子ばかりを食べながら、サプリを飲んで健康になろうとするようなものだと思います。
2.塾の授業を大切にしましょう
学校と同じです。塾に通うだけで、授業をおざなりにしていては、塾通いの効果は期待できません。しっかり授業を聞く、宿題は忘れずにやる、宿題で分からなかった問題にはチェックしておき、チェックがある箇所の説明を特に重点的に聞く、授業後は短時間でも良いので復習しておく、塾のテスト前にはしっかりと勉強してテストに臨み、テストで間違えた所は復習しておく、というサイクルが出来れば、通塾の効果は驚くほど上がります。読んでみると何だか大変そうですが、やってみると案外、すんなり出来ます。ポイントはまず、授業をしっかり聞く事です。
次回は、3/8(金)に、「タイプ別 上手な塾利用法」についてお話したいと思います。
<お知らせ>
さらに広く学習相談を受け付けるため、学習相談専用のフリーダイヤルを開設しました。
「江川先生の学習相談ダイヤル」:0120-770-878
2012年5月8日(火)スタート
すでにお子様の学習相談や受験についてのご相談電話を多数いただいております。
電話受け付け:祝日を除く、火・金の13:00~18:00
お子様の勉強についてお気軽にご相談いただければと思います。