中学受験にむけて、直前期に気をつけておきたい事 第2回 受験直前期・模試の活用法
前回は、「高校入試直前 お母様、お父様に気をつけて頂きたい事」という内容でお話しました。今回は「入試直前の勉強方法」という内容でお話したいと思います。
入試までの時間が限られているからこそ、効率的な勉強をしていただきたいと思います。効率的な勉強をしていただくために、何点かお話します。
まず、塾や学校で習う事はしっかりこなしましょう。塾も学校も、入試直前にやっておくべき事は、十分に把握しています。塾や学校の課題をしっかりこなす事がまず第1です。
その上で、お子様が「自分で何を勉強したら良いか分からない」とおっしゃった場合、下記のようにアドバイスしてあげて頂きたいと思います。
1.志望校の過去問題を繰り返し解いておこう
志望校の過去問題は一度解くだけでなく、直前に何度も繰り返し解いて、傾向を頭に叩き込んでおきましょう。志望校の過去問題を頭に叩き込んでおくと、自信ができます。自信は試験場で大きな力になります。自信を持って試験に臨むためにも、志望校の過去問題.は繰り返し解いておきましょう。
2.弱点補強をしよう
志望校の過去問題を解いて、間違えた所は解説をしっかり理解して、やり直しておきましょう。よく間違える単元については、今まで使ってきたテキストを使って、基本~標準問題を中心に復習しておきましょう。復習する際は、紙と手を使って、書く、解くという作業をしておけば、得点力がアップしやすくなります。
3.暗記物を徹底的に復習しよう
入試直前に一番、得点力の伸びが見込めるのは、「暗記物」です。
社会や理科の2分野で、苦手な分野を復習しましょう。
今まで使ってきたテキストを使って、苦手な単元を再度、覚えなおしましょう。その時、テキストを目で追うだけではなく、紙と手を使い、出来れば声に出して覚えると、記憶が定着しやすくなります。
次回は、2月15日(金)に、「新中1生の皆さんへ、塾の選び方」を掲載する予定です。
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2012年5月8日(火)スタート
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