「塾ジイの日記」32 ―諦めという名の鎖を身をよじってほどいてゆく―
前回は、「中3生 夏休みの終わりにしておきたい事」というテーマでお話しましたが、今回と次回の2回で「中2生 夏休みの終わりにしておきたい事」というテーマでお話しようと思います。
「中2生 夏休みの終わりにしておきたい事」
その1
中2の後半に注意していただきたい事は3点あります。
①中学生活には慣れたが、高校受験はまだ先の事に感じて、ついつい気がゆるみがちになる。
②中3生がクラブを引退して中2生がクラブ活動を担うようになり、責任が重くなる。
③中2の後半から学習内容が難しくなる。しかも入試頻出単元である。
そこで、中2生が夏休みの終わりにしておきたい事をお話したいと思います。
<行きたい高校を決めよう>
すでに行きたい高校が決まっている場合は問題ないと思いますが、行きたい高校がはっきり決まっていないお子様も多いと思います。しかし、そろそろ行きたい高校を決めましょう。
お母様、お父様から一度、「どんな高校に行きたいと思っているの?」と声をかけてあげてほしいと思います。そのときにお願いしたい事は、「中学より高校の方が友人関係も広がるし、楽しくなるよ」というスタンスで話してあげて欲しい、という事です。お母様、お父様が高校生活で楽しかった事、クラブを頑張ったけれど試合で負けてしまって悔しかった事などを話してあげて欲しいと思います。お子様はつまらなそうにしながらも、きっと耳を傾けていると思います。そんな話をしながら、お子様と一緒に志望校をいくつか選んでみては如何でしょう。行きたい高校が決まってくると、話題も広がりやすくなります。どのくらいの成績を取っておけばよいか、という合格のための戦略も立てやすくなります。何より、勉強に対するモチベーションが保ちやすくなると思います。
次回は、30日(木)に、「中2生が夏休みの終わりにしておきたい事」その2として、具体的な勉強内容などについてお話したいと思います。
<お知らせ>
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5月8日(火)スタート
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お子様の勉強についてお気軽にご相談いただければと思います。
(京進これから研究所とは?)
京進これから研究所では、将来にわたって生徒さんに役立つ何かを提供できるように教育企業としてできることを日々研究しています。新規事業の種(シーズ)の収集や新商品の開発、教育指導方法、生徒さんのやる気向上の問題などを研究しております。