褒める指導
よくいただくご質問で、「塾を探しているが、集団指導にしようか、個別指導にしようか迷っている」というお声があります。
塾には大きくわけて、集団指導型の塾と個別指導型の塾があります。
今回から、3回に渡って、私が勤務している、「京進」の集団指導と個別指導を例にとってご説明したいと思います。
<第1回>
集団指導型の塾について
集団指導型の塾は、保護者の皆様がご自身の経験から、一般的にイメージされる塾です。「クラス指導」とも言います。
教室に、数名~多いクラスでは20名以上の生徒が集まり、授業を受けます。塾の先生は、黒板もしくはホワイトボードを使って、説明します。
教材は、塾のオリジナル教材もあれば、市販の教材や塾専用教材を使う場合もあります。
クラスごとにカリキュラムや使用教材が決まっていて、決まった教材とカリキュラムに従って授業を進めます。塾のペースで勉強していけば、実力がつくようにカリキュラムが組まれており、合格の得点力がつくようになっている、というのが集団指導の塾です。
集団指導の大きなメリットとしましては、同じクラスの友人達と切磋琢磨して勉強できる、という事があります。一言で申しますと、「競い合う環境である」という事です。
京進では、毎週の学習内容を確認するための「週実テスト」を行っていて、1週間ごとに学力の定着をチェックできます。
それと、2~3ヶ月に1回くらい「統一テスト」というテストがあります。これは、例えば中1なら、京進の集合形態の塾に通う中1全生徒が同じテストを受けて、順位や偏差値を競います。
テスト結果で競ったり、テスト結果について担当の先生にアドバイスを受けたりする事が、生徒達のモチベーションアップに繋がります。
ただし、競い合う事が苦手なお子様にとっては、頻繁なテストと成績発表が負担になる場合もあります。
次回は個別指導型の塾についてお話したいと思います。