「塾ジイの日記」32 ―諦めという名の鎖を身をよじってほどいてゆく―
本日は、英会話教室「京進ユニバーサルキャンパス」の話題をお話したいと思います。
京進の英会話教室「京進ユニバーサルキャンパス」では、
この夏も恒例の「キッズイングリッシュキャンプ」を開催いたしました。
今年は、8月9日(月)~11日(水)の日程で淡路島に行ってきました。
参加してくれたのは小学校の1年生から6年生で、
スタッフを含めると総勢100名にも及ぶイベントになりました。
引率の職員に話しを聞いてみました。
「イングリッシュキャンプというくらいですから、
基本的な会話はすべて英語でなされます。
そしてキャンプ中もしっかりとイングリッシュレッスンをします。
アクティビティなどで乗り物に乗るときも、
何に乗りたいかを小学生の子供達が、
英語を使って、身振り手振りも交えながら、しっかりと相談していましたよ。」
学生時代、長年、英語を学びながら、
片言の英語も喋れない私のような者にとっては、驚くような話でした。
来年の4月から、公立小学校で、5年生6年生対象に、外国語(英語)が必修になります。
英語でコミュニケーションが出来るように慣れ親しむ、という事が狙いのようなので、
成績による点数はつけないようです。
ただし、今後、英語による意思疎通はますます重要視されてくる事になると感じます。
また、中学校の英語の授業時間は、これまでの週3時間から週4時間になります。
こちらも単に授業時間数が増えるだけでなく、
英語でのコミュニケーションが出来るようにという意図があるようです。
受験においても、高校受験、大学受験で、英語の力が占める割合は今でも非常に大きいものがあります。
英検の資格取得によって、推薦を出す私立高校もあります。
では、どのようにすれば、子供が英語を得意になってくれるのでしょう。
「京進ユニバーサルキャンパス」の職員に聞いたところ、
やはり何より大切な事は、
「英語を好きになる」「英語を楽しむ」という事だそうです。
英語を、勉強として捉えると、
単語を覚えたり、熟語を覚えたり、構文を覚えたり・・・次第にしんどくなってきます。
英語で話しをすることを楽しもう、英語で遊ぼう、
そう思ったときに、子供達はとても熱心に英語に取り組むようになり、
それが英検合格やスピーチコンテスト入賞などの成果に結びついていくようです。
「英語は苦しんだら駄目なんですよ。
とくに子供達には、いかに英語をエンジョイしてもらうかを考えてレッスンしているし、
そのために工夫もしています。」
「英語を話せるかどうかは、能力ではありません。
初めは自分の英語が伝わらなくても良いので、
恥ずかしがらずにまずは、どんどんコミュニケーションをとってみることです」
そんな事を話してくれました。
子供達には、出来るだけ早くから英語に触れてもらって、
「英語が楽しい」「英語大好き」と思いながら、得意になってもらうのが早道かもしれません。
公立小学校の英語必修化もそのような狙いかと思います。
お子様が初めて英語に触れられたとき、
最初はうまくいかなくても、恥ずかしがらずにどんどん英語を使ってコミュニケーションをとるように、
話しかけてあげていただければ、と思います。