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2015年6月1日 公開 / 2021年2月27日更新

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コラムカテゴリ:スクール・習い事



みなさん、こんにちは。
プロゴルファー、ティーチングプロの川口貴史です。ここで、普段話してないことや、秘伝の技や、勝つゴルフ上達法、練習方法、ゴルフの話をしていきますので、宜しくお願い致します

日本には四季がありますが、この数年、春と秋が感じられないことが多いように思うのは私だけでしょうか?一番過ごしやすい気候が短く感じられ、まさに南国…ですが、気候の上昇とともに飛距離が伸びることは嬉しいですね

では、今月は「ゴルフコース」についてお話をすすめていきたいと思います。
1.コースレート
ゴルフコースにはそれぞれ、コースレートというコースの難易度を示す数値があります。コースレート(値)が高ければ高いほど、難易度が高いということになります。通常より、打数が多くなるゴルファーが多いわけですからね。この値は、参考までに知っておくと、コースを知る知識のひとつになります
2.コースデザイン
コースデザインといえば米国ゴルフマガジンが毎年発表するトップ100ランキングが有名です。2011年の世界のトップ100コースには、日本のコースが3つランク入りしています。1、廣野ゴルフ倶楽部(40位)、2、川奈ホテル富士コース(76位)、3、東京ゴルフ倶楽部(96位)という顔ぶれです。このうち廣野と川奈を設計したのは英国人のチャールズ・ヒュー・アリソンで、東京ゴルフ倶楽部を設計した大谷光明や井上誠一にも大きな影響を及ぼすなど、「日本のコース設計の父」とも呼べる設計家です。
不思議なもので、ある程度ゴルファーとして円熟してくると、興味の矛先がコースデザインに向かうそうです。若い頃やゴルフを初めた頃は、スイングやギア、それからスコアのことで頭がいっぱいになっているもの。そしてその後、それなりにボールを打て、それなりにラウンドできるようになります。
いつの日か、「コースデザインを考えてラウンドするのも楽しみのひとつ」と考えて、ラウンド出来る日も楽しみになりますね!!
3.コースでのアドレスの重要性
「コースへ行くと狙った方向へ打てない」という方は多いのではないでしょうか?
まず、ティーショットで、どこへ打つのか決まっていますか?そして、その方向へ平行(スクエア)にアドレスをしていますか?
ティーグランドやティーマークは、フェアウェイにちゃんと向いていない場合も多いもの。その為、ティーグランド通りに打つと、ナイスショットでもラフにいく場合もしばしば…。
アドレスに入る前には、ボールの後ろから打ちたい方向を定めることがとてもとても大切です!この行動はスイングする前のルーティンに、必ず組み込んでくださいね!!
そして、 まずは練習場で打ちたい方向とアドレスの向きを、確認してみましょう。
4.コースマネージメント
 では、これからが本題です(^_^)コースには、ロングホール(PAR5)、ミドルホール(PAR4)、ショートホール(PAR3)があります。そして、コースレイアウトにはコース全体が見渡せるホールと見渡せないホールがあります。見渡せないホールで右側へコースが曲がっていくものを「右ドッグレッグ」といい、その反対は「左ドックレッグ」といいます。「ドッグレッグ」=「犬の足」という意味で、犬の足の形状のように曲がっていることからつけられた名前です。
では、ゲームプランを立てる具体的なお話をしたいと思います。

ロングホール(PAR5)
 単純に、ロングホールは長いというイメージをお持ちですか?何回打てばグリーンに届くのか(-_-)/~~?なんて思ってラウンドしていませんか?
ロングホールが苦手な方は、飛ばさないとと思い、いつものスイングが出来なくなり、ミスをしてしまいます。そして、そのミスが距離のプレッシャーをさらに増幅させて、ミスを連発させてしまうものです。それは、ロングホールの長い距離に負けてしまっているんですね…
ロングホールでは、距離のプレッシャーを拭いされば大叩きしなくなります。では、どうすれば距離のプレッシャーがなくなるのか、考えてみましょう。
実は、簡単なのかもしれません。自身の力量に合わせた無理のないゲームプランを立てれば克服できます。
ティーショットを打つ前に、そのロングホールを自分の無理なく打てる距離に分割してみます。
550yのロングホールがあるとします。それを、200y 150y 150y 50y これならば打てそうでしょうか? または、180y 150y 150 70y これではどうでしょうか?
200Y 180Y170Y で550Yになります。
「パーオンをしなければいけない!!」「パーオンをしたい!!」は、一度、頭から捨ててしまいませんか?
これらの2つのゲームプランでいくと、 最後のアプローチショットが寄ればパーですよね。
たとえ、アプローチが乗らずに5オンだったとしても、2パットでダブルボギーとなり、大叩きはしなくなりますょ!!
そして、このゲームプランのなかで、ナイスショットが続いた時には、おそらく、パーオン出来るはずです。その時が、距離のプレッシャーに勝った時と思ってください
上級者は、各ショットの距離は違えど全ての人がこうして、おおよその距離の分割をしています。ですが、たとえ上級者でも、大きなミスもするでしょう。
その時は、ミスを受け入れる、または、忘れましょう。そして、そのミスした位置から、もう一度ゲームプランを考えることが重要です。

ミドルホール(PAR4)
 ミドルホールのなかでもまっすぐに見渡せるホールでは、ハザードやピン位置を見て、フェアウェイの左右どちら側からピンを狙っていくのかを考えましょう。たとえば、ティーショットの落下付近右サイドにフェアウェイバンカーがあるとします。そして、グリーンのピン位置は左で左にガードバンカーがあります。となると、ティーショットはフェアウェイ中央からやや右サイド、セカンドショットからは、ピンからやや右サイドへ打つように考えます。
また、ホールが左右に大きく曲がっている、前述したドッグレッグといわれるコースがあります。その場合は、みなさんのファーストショットの飛距離の落下地点で、マネージメントが変わります。想定される落下地点が、200ヤード、230ヤード、250ヤードで、目標方向が変わります。その位置と、グリーン周りのバンカーやハザードの位置によって、コースの攻め方を考えると良いと思います。
ショートホール(PAR3)
 可能であれば、ショートホールとロングホールはパーもしくはバーディーが欲しいところですよね…ショートホールもミドル、ロングと同じように、バンカーやハザードを避けるのが賢明です。そのために、パットが重要なショットになります。アマチュアは特に、ロングパットが苦手な傾向があります。スタート前には、「さんざんロングパットの練習をした!!」と胸を張って言えるようになさってください。ロングパットはショートパットを可能にします。プロの世界では「パットisマネー」と言われるほど、パットがスコアメイクに重要なものなんです
いかがでしょうか?
ゴルフコースについて考え方や見方に変化が生まれるきっかけになりそうでしょうか?
人は考え方を変えるだけで、何通りもの見方をすることが出来ます。柔軟な考え方で、柔軟なゴルフプレーをして、目標へと一緒に進んで行きましょう

考え方がこりかたまっている人が多いです。いいことはそのままで、悪いことは早く改善して

自分の限界を作らずに、攻める気持ちを忘れずに  しらずしらずの内に守りに入りやすいです。

いいスコアをだしたいのであれば、バーディーを取れる考え方をして。

川口貴史

メール twoiron1jp71@yahoo.co.jp
ホームページ http://mbp-japan.com/kyoto/golf-academy
メルマガ
URL http://www.mag2.com/m/0001582925.html

この記事を書いたプロ

川口貴史

勝つゴルフを教えるレッスンのプロ

川口貴史(ゴルフプロ)

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