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お正月準備のひとつとして、家に飾るお正月飾りの準備があります。
お正月飾りは、門松や注連(しめ)飾り、鏡餅が代表的なものですが、それ以外にも新年の干支の置物や縁起の良い花を飾るなど、いろいろな種類がありますよね。
門松など大きな飾りを一般家庭で設置することはほとんど見られませんが、注連飾りをリース風にして玄関や門に設置するおしゃれな家はたくさん見かけます。
もちろん、おしゃれに飾るだけでもOKですが、しっかりと飾る意味を理解しておくことも大切ですよね。
本来の縁起物としての役割を果たすためにも、今一度、お正月飾りの意味と正しい飾り方をチェックしておきましょう!
まずは門松です。
門松は、門に立てておく飾りで、歳神さまが各家を回る時に目印になるものと言われています。冬でも青く枯れることのない縁起物の竹を使います。
同じく、歳神さまの目印とされるのが注連飾りです。
注連飾りにはさらに結界の役割もあるとされていて、悪いものが家に入ってこないようにするための飾りでもあります。そのため、玄関や水回りに飾ることで、厄除けになると言われていますよ。
鏡餅は、歳神さまへのお供物です。
古い年の収穫を感謝し、新しい年の豊作を願うという意味があります。神棚や床の間がある場合はそこへ飾りますが、ない場合はキッチンやリビングに。
これらの飾りと一緒に使われるお正月に縁起の良い花は、松竹梅はもちろん、菊や南天もよく使われます。とくに南天は「難を転ずる」という語呂合わせで人気です。
そして、正月飾りは一般的にはクリスマスを過ぎた12月26日〜28日、もしくは30日に飾り始めると良いようです。
逆に、飾ってはいけない日が12月29日、31日。
29日は「二重苦」の意味があり、31日は「一夜飾り」といわれ直前のお飾りが誠意を欠くとされますので注意してくださいね。
素敵なお正月飾りで、新年を迎えましょう!
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