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今村和也

自分に合った住宅ローン選びをかなえるプロ

今村和也(いまむらかずや) / ファイナンシャルプランナー

LAVIIE・フィナンシャルグループ株式会社

コラム

金利が上がったらどうする? みんなの住宅ローン金利対策

2023年6月3日

テーマ:家を建てたい人からの『よくある質問』

コラムカテゴリ:住宅・建物

前回、住宅ローンの金利について、変動金利を選んでいる人が増えているという調査結果を紹介しました。

その調査では、今後の住宅ローンの金利についてほかにもいろいろアンケートを取っているので、今回もその中から一部をご紹介します。

住宅ローンの金利は今、低金利の時代ですが、今後どうなっていくと予想しますか?

この予想についても調査が行われています。



住宅ローンを利用している人のうち、今後1年間の住宅ローン金利が「今よりも上昇する」と考えている人は39.2%いて、この結果は実は2021年10月に調査した時よりも16%ほど増えています。

「ほとんど変わらない」と考える人は46.1%と全体の半数近くを占めていますが、こちらの割合も、前回10月の調査のときには63.1%だったことを考えると、「今年は金利が上がりそうだな」と考える人が増えていることになりますね。



金利がこれから上がるかどうかは実際にはわかりませんが、もし金利が予想通りに上がったとして、住宅ローンの利用者はどのような対応をしようと考えているのでしょうか?


金利変動型の住宅ローンの場合は金利上昇が大きく返済額に関わると考えられますが、今回の調査によると変動型を利用中の人のうち最も多い27.9%の人が借り換えや繰上げ返済をせずに「返済を継続する」と回答しています。

理由としては返済目処が立っていること、資金余力があるということのようで、返済計画がしっかりしているため特に金利上昇による対応の変更はしないでOKなのですね。

ただし、23.8%の人は返済額圧縮、あるいは一部繰上げ返済すると回答しています。

また、前回調査から大きく増えているのが「借り換えする」という項目で、8.8%だったものが15.3%まで増加。

全体としては変動金利を選択していて金利が上昇した場合でも計画通り払っていくつもりの人が多いものの、借り換えを検討する人の数が大きく増えている、という調査結果でした。



しっかりと返済計画を立てて様子見をしている人が多そうですが「ここまで金利が上がったら対応を考える」など、変動金利のリスクを理解した上で契約時にしっかりプロに相談しておきましょうね。
※借り換えは審査があります。車のローンや教育ローンがあり借換が出来ないケースやその後病気をして団体信用生命保険に加入できず借換できないケースもあります。

ホームページはこちら→住まいの円むすびHP

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