マイベストプロ熊本
梅田彰

地域の気候風土を生かした木の家づくりのプロ

梅田彰(うめだあきら) / 一級建築士

有限会社FU設計

梅田彰プロのご紹介

くまもとの気候風土を生かした木の家を、建て主、大工、建築家で共につくる(1/3)

梅田彰 うめだあきら

見学会を通して木の家での暮らしの声を共有し、長く付き合える家づくりを提案

 「私たちは地域の気候風土を生かした家づくりをご提案しています。木は『現(あらわ)し』で使って初めて、その良さがわかります」と語るのは、「FU設計」の一級建築士・梅田彰さん。

 「現し」とは、柱や梁などの構造体が見える仕上げのこと。梁が見える吹き抜けの天井や柱が見える真壁、無垢材を用いた床など、木の家には調湿作用や香りといった数値には表せない快適さがあると言います。

 「私たちはモデルハウスを持っていませんので、これまで建てた家がモデルハウスです。建て主さんにお願いして見学会を行っています」

 見学会では、住まい手自らが質問に答えたり、木の家での暮らしについて生の声を聴いていただく機会になっています。
 「木は乾燥で収縮するので、夜中にパンと大きい音がするという話もでます。木の割れは、クレームになりやすいのですが、強度的には問題が無く、住まい手の話を聞くと、みなさん納得されます」

 60代の夫婦から依頼された「終の棲家(ついのすみか)」は、寝室をフルオープンで開放できる建具で仕切った小さな家でした。
 「寝たきりになったら建具をを開放して一緒にご飯を食べようとか、お葬式のときはワンルームにして一番奥に祭壇を設け回遊できるなどなど、いろんなことを話しながら造りました。興味を持って見ていただいた方たちも同じように老後を見据えた住まいを考えていきたいと、計画を進めています」

 新築だけでなく既存住宅の改修が増えています。築約150年の農家では、蔵、納屋、離れ、母屋を20年の歳月をかけて順番に再生しました。
 「家は建てて終わりではありません。暮らしに合わせて手を入れ、傷んだところは繕う必要がありますので、長いお付き合いが必要だと思っています」

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