つみたてNISA と NISA と iDeco どう使い分ける?(第二弾!)

枝川陽子

枝川陽子

テーマ:金融

「つみたてNISA と NISA と iDeco どう使い分ける?」の第二弾!

今日は 第一弾に引き続き
[つみたてNISA と NISAの特徴を確認する 検証ストーリー]  を書きます。

違いを確認・導入に対する考え方。

「つみたてNISA」は長期間にわたって投資(購入)可能です、

けれど、

まだまだそれほどお給料も高くなくて

少額のつみたてを考えているという方に、

利用しやすい制度かもしれません。



比較的、若い世代の方が、

20年間長々と少しずつコツコツ、

つみたて額(購入)の最大800万の枠まで活用するイメージ。


もちろん、40歳代、50歳代・・・と、

このつみたてNISAを始めるのに年齢制限はありませんので、

資産運用の一歩を踏み出すのによいかもしれません。


なかには、
もしかすると、
金銭的余裕がある方がいて、

「毎年の非課税枠(買付額の)を利用して、
年間40万よりももっと多く、
早めから投資をしたいです。」となれば、
「NISA」の方を検討してもいいでしょう。
(資産運用は早くから始める方が、時間的なメリットを享受できるといわれています)


「NISA」は、

年間120万まで買付可能で、5年間の買付期間、最大600万の運用が
早くから開始できる短期集中バージョン?と、いった感じです。
(◎2024~2028 新NISAがはじまり、2階層となります。これについてはまた改めて!)


つみたてNISA(20年間で最大800万)に比べ、

NISA(5年間で最大600万)は、

潤沢な資金を、早めに投資へ向かわせることが可能であれば、
(資産運用は早くから始める方が、時間的なメリットを享受できるといわれています)です。



選び方のポイントにしてみてください。


あと少しお話して、第二弾!を終わります。



「つみたてNISA」も「NISA」のどちらも、

損益通算 できません。


そんえきつうさんとは

例えば、
非課税口座に保有している投資信託が、値下がりし売却した損失がある。

他の一般口座や特定口座なるものに、

保有していた金融商品で、

値上がり後の売却益や配当金により得た利益がある。


そういった、損失と利益の
相殺(損益通算)はできません。

などです。



もうひとつ、

途中換金が可能(売却益等は非課税)です。
途中換金可能とは、自在性があるともいえます。

ですが、

あくまで

長期・分散投資のメリットを最大限有効活用する
  ↓
小さなお金を 

時間をかけて 

大きく育てる、

資産運用のよさを活かす。
 ↓↓↓
と思っていただけるのであれば、
頻繁(?)に、途中換金をするのはもったいないな~と思います。


「どうしても、換金したいと思ったときは可能な商品ですよ~」
と、さらりと解釈しておきましょう。



「つみたてNISA」や「NISA」は

そもそも
預貯金とは違うことや
投資元本よりも下回ったりするリスクもあること

それらを踏まえて、選択する必要があります。


よく理解したうえで、

一般的に

資産運用は早くから始める方が、
時間的なメリットを享受できるといわれています・・なのです。

第二弾!
はここまでです。

長文お読みいただきありがとうございます。


次回は、
【つみたてNISAとNISAとiDeco  どう使い分ける?】の第三弾 完結編です!(^^)!
③iDeco

[さあ、3種類のなかからどう選ぶ?] 

について解説します。

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枝川陽子
専門家

枝川陽子(ファイナンシャルプランナー)

枝川FPコンサルティング株式会社

金融の仕組み、税や社会保障などお金についてわかりやすく説明。収入・支出、資産や負債を含め100歳までのお金の動きと、夢を叶えるだけでなく一生涯の所得確保(勤労所得外)を目指す資産形成を支援。

枝川陽子プロは熊本朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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