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暮らしやすさと快適性を見直したリノベーション事例

假屋英樹

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テーマ:家づくり



住宅の性能向上リノベーションというと、「断熱性能を上げる」「耐震性を高める」といった部分に注目が集まりがちです。
もちろん、それらは住まいを長く快適に使うために欠かせない要素です。
しかし実際には、毎日の満足度を左右するのは性能だけではありません。

  • 朝の身支度がしやすいこと
  • 洗濯がスムーズに終わること
  • 家族と自然に会話が生まれること

今回ご紹介するリノベーション住宅では、性能向上だけでなく、毎日の暮らしやすさも大切にしながら住まいを見直しました。

建物の良さを活かしながら、これからの暮らしへ

今回の建物は1988年築の住宅です。
建物面積は約142㎡、敷地は約94坪と、現在の新築住宅ではなかなか実現しにくいゆとりがあります。
また、もともとの建物は大手ハウスメーカーによって施工された住宅で、しっかりとした構造が特徴でした。
そこで建て替えるのではなく、既存住宅の良さを活かしながら、今の暮らしに合わせたリノベーションを行うことにしました。
断熱性能を見直し、快適な室内環境へ
築年数の経過した住宅では、暑さや寒さに悩まれる方も少なくありません。
今回のリノベーションでは、窓の性能向上や断熱改修を行い、住まいの快適性を高めました。
結果として、現行の新築住宅に求められる省エネ基準をクリアする性能まで改善しています。
住まいの性能は目に見えにくい部分ですが、毎日の冷暖房効率や居心地の良さに大きく影響します。

家事の負担を減らすランドリールーム


暮らしやすさを考える上で重視したのが家事動線です。
特に洗濯は毎日行う家事のひとつです。
洗う、干す、たたむ、しまう。
この流れをできるだけ短くするために、約4.2帖のランドリールームを設けました。
天候を気にせず室内干しができ、収納スペースとの連携もしやすいため、日々の家事負担の軽減につながります。

家族の会話が生まれるキッチン


キッチンは家族とのつながりを感じやすい場所です。
今回採用したアイランドキッチンは、料理をしながらリビングやダイニングにいる家族と自然にコミュニケーションが取れるレイアウトになっています。
以前よりも家族が同じ空間で過ごす時間が増え、会話のきっかけが生まれやすい住まいを目指しました。

将来を見据えた間取り計画


住まいは完成した時がゴールではありません。
家族構成や暮らし方は年月とともに変化します。
この住宅では、1階に主寝室を配置し、将来的には1階中心の生活ができるよう計画しています。
また、2階の洋室は将来2部屋として使えるようにしており、お子さまの成長やライフスタイルの変化にも対応しやすい間取りとなっています。

リノベーションで変わるのは家だけではない

性能向上リノベーションは、単に断熱材を増やしたり設備を新しくしたりすることではありません。
その住まいでどんな毎日を過ごしたいのか。
家事を少し楽にしたいのか。
家族との時間を増やしたいのか。
将来も安心して暮らしたいのか。
そうした暮らし方を考えながら住まいを整えていくことが、リノベーションの本当の価値だと思います。
住まいを変えることで、毎日の過ごし方も少しずつ変わっていく。

今回の事例は、そんな可能性を感じさせてくれるリノベーションになりました。

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假屋英樹
専門家

假屋英樹(不動産売買・リフォーム業)

株式会社クラブハウスエステート

不動産・リノベーションに携わって30年。中古住宅再生・性能向上リノベーションに注力してきました。「こんな家が欲しかった」人も環境も家計も喜ぶ家づくりをリノベーションで叶えます。

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