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コラム
あなたも天才だった?9割の人が忘れてしまった体幹の使い方
2023年11月27日
誰しも経験した体幹トレーニング
「体幹」を使いこなすことはアスリートだけではなく、私たちの日常生活においても非常に大切です。
例えば食事、食事の際に体幹が使えていないと過食に繋がり太りやすくなります。また、勉強や仕事の際にも体幹が使えていないと姿勢が崩れやすく、集中力が保てなくなります。
話は変わりますが、皆さんは体幹トレーニングしたことがありますか?
このように質問されるとスポーツやトレーニングしたことがある方は別として、多くの方の答えは「No」ではないでしょうか。「そもそも体幹トレーニングって何?」という方もいらっしゃると思います。
ところが、スポーツやトレーニングの経験が無くても、体幹トレーニングという言葉を知らなくても体幹トレーニングは皆さん経験しています。
早速お伝えしたいところですが、その前に「体幹」とは何なのか説明致します。
「体幹」とは
体幹とは一言でいえば胴体を指すこともありますが、「体幹トレーニング」などでいう「体幹」はもう少し範囲が狭くなります。
上のイラストのように、上部は胸部と腹部を隔てている横隔膜、下部は骨盤にくっついている骨盤底筋群、前面は腹部全体を覆う筋肉腹横筋、後面はイラストでは見えませんが背骨の両側にある多裂筋に囲まれた部分を指します。
体幹の機能
体幹にはどのような役割があるのでしょうか。
細かくみると大変多くの機能がありますが、簡単に説明すると
体を安定させて、本来のパフォーマンスを発揮しやすくするです。
体を動かす際に余計な力みや負担をかけることなく快適に動いたり、イメージ通りに体をコントロールするために体幹の安定は不可欠です。
また、ダイエットでもよい姿勢を維持することが不可欠で、よい姿勢を維持するのも体幹の役割です。
あなたも体幹トレーニングしていた!
いよいよ本題です。
皆さんかつて体幹トレーニングに明け暮れ、天才的に体感を使いこなしていました。
なぜかというと、このコラムを読んでいただいている皆さんはかつて赤ちゃんだったからです。
私たちは誕生した直後はまだ体を動かすことはできません。それが1年後には一人で歩けるようになっています。この1年の間私たちは体幹を少しづつ強化して使える体に変えています。
具体的には
誕生直後は体幹が使えず、自分で自由に動かせるのは舌と目だけ
舌と目を動かしていると3ヵ月くらいから首が安定して、「首が座る」という状態になる
その頃から腕のコントロールできるようになり、首の筋力もアップする
体幹の安定性が増し、自力で座るようになる
次に寝返りができるようになり、次第に腕で身体を支えるようになり7,8ヵ月頃には「ハイハイ」を始める
最初は匍匐前進のように腕だけで進んでいたものが、徐々に脚も使い始める
つかまり立ちを始める
物につかまったままスクワットを始める
支えが無くてもスクワットできるようになる
一歩足を踏み出すようになる
歩けるようになり、そのうち走り出す
いかがでしょうか、赤ちゃんはこのようにステップバイステップで体幹を強化しています。
この過程は誰しも通っています。赤ちゃんは誰から教わるわけでもなく自分で体幹トレーニングしています。
私はこの事実に気づいた時に、「赤ちゃんは、体幹トレーニングの天才!」と思いました。
そのほかにも、赤ちゃんは泣くか笑うことでしか自分を表現できません。
泣くときはボリュームマックスで、長時間泣き続けますよね。
もしあれを大人がやったとしたら・・・
赤ちゃんよりかなり短い時間でのどを痛めてしまうと思います。
体幹を使った呼吸ができているから長時間ボリュームマックスで泣き続ける、まさに赤ちゃんのスゴ技です。
皆さんも一度赤ちゃんの体幹トレーニングのカリキュラムで身体を再教育すると体幹の使い方が変わりますよ。
実は以前、熊本で活躍するアイドルに舌のコンディショニングを試したことがあります。
結果は発声が激変しました!
一度赤ちゃんに戻ってみませんか?
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