GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)2024年度第2四半期速報!

長島武

長島武

テーマ:投資

年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の2024年度第2四半期速報からの抜粋です。

GPIF2024年度第2四半期1

GPIF2024年度第二四半期速報2

GPIF2024年度第二四半期速報3
 GPIFは、日本の年金積立金を運用している独立行政法人ですね。運用資産額は、約250兆円ありますね。運用資産額も大きいので第1四半期は+8.9兆円、第2四半期は-9.1兆円の結果になっています。今、テレビでは、国民民主党の公約が話題になっています。仮に、実現すれば7.6兆円の減税になると言われています。同じぐらいの金額が、運用次第で変わるのです。
 資産運用額の桁数は違っても、個人でも同じ分散投資は、出来ると思います。2001年から2024年9月末の収益率が、+4.26%(年率)
 リーマンショックもアベノミクスも、入っている期間で年率4.26%
私は、この運用を基本にしていいと思っています。異次元緩和を継続していた過去10年では、基本、上昇相場(コロナ相場はありましたが)でしたから、どの投資信託も+が大きいですね。
 よく、過去10年の運用成績上位の投資信託を数本お持ちのお客様います。個別、個別の投資信託は、運用成績もよく、・・・賞受賞とかあるのですが、米国株や先進国株の比率がすべての投資信託で組み入れ比率が高く、総合的にみると運用資産の80%~90%が米国株になっているケースも見受けられますね。米国株が崩れた時には、運用資産は、急激に減りますね。投資は投機ではありません。
 将来の資産形成であれば、投資信託の名前を分けるだけでなく、一極集中投資ではなく、分散投資、GPIFの運用を基本に考えていいのではないでしょうか。

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

長島武
専門家

長島武(ファイナンシャル・プランナー)

長島FP事務所

ブラックマンデー、リーマン・ショックなど経験して資産運用の怖さも十分に熟知。お客さまに合う商品を案内できる金融機関に属さない独立系FPとして、資産運用のアドバイスや退職金や年金分野を得意としてます。

長島武プロは熊本朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

証券マン歴38年の独立系FP、CFP資格も持つ資産運用のプロ

  1. マイベストプロ TOP
  2. マイベストプロ熊本
  3. 熊本のお金・保険
  4. 熊本の資産運用
  5. 長島武
  6. コラム一覧
  7. GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)2024年度第2四半期速報!

長島武プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼