プログラミングの学びは「主体的・対話的で深い学び(アクティブラーニング)」が自然と成立するもの

マイクラには教育的要素があるのではと考察するシリーズの続きです(*^^*)
今回のテーマは「建築」。
マイクラやったことある方は、いつの間にか「作りたい欲求」にかられた経験ございませんか?
あれって、すごいですよね~。遊んでいるうちに、まるでプロにでもなった気分に勝手になってクリエイティブな視点で色々語りながら作っちゃう。
今回は、そんな内容についてです(*^^*)
家を建てたくなるゲーム
マインクラフトを始めると、多くのプレイヤーがまず「家」を作りたくなります。
雨やモンスターから身を守るための「避難所」として必要だからというだけでなく、自分の「居場所」を形にする欲求が自然に湧いてきたりするのです(*^^*)
この「自分の家を持つ」という感覚は、現実の暮らしや社会に通じる大切な体験だと考えられます。
ドアや窓、玄関の位置を考える
家を建てるとき、子どもたちはドアの位置や窓の配置を「非常にこだわって」考え始めます。
- 「玄関はどこが便利かな?」
- 「窓はどこにつければ光が入るかな?」
こういった思考は、実際の建築や暮らしの知恵に直結するだけでなく、普段興味を持たないような事柄についても、興味関心を持って考える良いきっかけになっていきます。
ゲームを通して、普段当たり前に見ている自分の家の構造や町の建物に「なぜそうなっているのか?」と関心を持つことにもつながるのです。
素材を選ぶことの学び
木材、石、ガラス、レンガ・・・マインクラフトでは、さまざまな素材から家を作ることができますね。
普段聞かないような「花崗岩」や「閃緑岩」など、普通に生活していると自分の興味関心のテーブルには乗らないようなキーワードが、いざ「建築をしたい!」という目的を元に、子どもたちの意識のステージに華々しくデビューしたりするのです(=゜ω゜)ノ
そういった、理科的なことだけではなく、
「どの素材を使えば壊されにくいか」
「どの素材なら見た目が良いか」
などと考える過程は、材料の性質に気づく学びとも言えます。
現実の建物や街並みを見て
「ここは木造だけど〇〇の木材を使っている」
「この窓はガラスだけれど色が違う、どうやって作っているんだろう?」
と、興味を持てるようになれば、もうその探求から多くの知識と、将来の夢が得られる準備は万端です!
これはまさに、マインクラフトが生みだす良い「副産物」と言えるでしょう。
場所を選ぶ力
どこに家を建てるかも重要な決断ですね。
モンスターが湧きにくい場所、高台、村の近く・・・それぞれにメリットとデメリットがあります。
現実世界において、身近な風景に目を向けるためには、こういったゲームの力も借りて、適時周囲の大人が「一声」かけることで、一気に「モノを見る目が変わる」のです。
大人「この建物って、マイクラ的には作れたりするかな?」
リフォームの発想
マインクラフトの家は、何度でも作り替えることができるのも魅力です。
すごいお金がかかったり、時間や役所的な手続きが必要なわけでなありませんので。
- 「もっと広くしたい」
- 「素材を変えてみたい」
- 「二階を作ろう」
――こうした発想は、改善や改良を楽しむ力につながります。
リフォームの過程を通じて「暮らしは工夫次第で変えられる」というポジティブな学びを得ることができますね(*^^*)
まとめ
マインクラフトで家を建てる体験は、とっても豊かな「視点」を育てます。
- ドアや窓の配置を考えること → 暮らしやすさを意識する力
- 素材を選ぶこと → 材料や環境への関心
- 場所を決めること → 周囲の環境について考える視点
- リフォームすること → 改善や工夫を楽しむ姿勢
こうした学びはすべて、普段の暮らしや身近な風景を「ただの背景」から「考える対象」へと変えてくれるのです。
いかがでしょう?(*^^*)
マインクラフトは、「建築」を通しても子どもたちに非常に豊かな教育的効果をもたらしそうな・・・予感がしますね♪
いっしょにぜひ、マイクラで素敵な家を作りましょう~!



